日常

読書家だった少年。人生の答えは本の中にないと悟る。本当の生き方とは?

日常

学生の頃は本ばかり読んでいた

幼い頃から本ばかり読んでいた。

特に覚えているのは夏休みの図書館までの道を開館時間も待ち遠しく走っていったことや、

小学校の紹介で図書館に行ったこと。

天井まであるように思える本棚にきれいに並ばれた本たち。

とてつもない数の情報や物語がこの空間の中にあるという神秘感。

図書館の雰囲気

本に囲まれた空間。司書の大人も本を読んでいたりして、大勢の人がいても誰も喋らない静かな空間。

それぞれが本の中に没頭し、または本の中に答えを求める。

そういう空間に感じていた。

進むデジタル世界、インターネットの広がり。

ちょうど僕が子どもの頃からインターネットが普及しだして、ゲームもどんどん進化していった。

ポケモンも流行ったし、テレビももちろんカラーテレビで正月なんかはずっとテレビを見ていた。

テレビが心から楽しかった子ども時代が、とても懐かしく想う。

それでも本は心の拠り所だった。

ゲームをしたり、テレビみたり、部活でしんどかったり、学生で勉強が忙しくなっても

本は身近にあった。

まだ知らない世界が本の中にある。そう確信していたのかもしれない。

様々な本を読んだ理由

大人になっても、本屋に行くことがストレス発散になっていた。

音楽も好きだったから、TSUTAYAに行って本や音楽を物色する時間は至福の時間だった。

様々な本を読んだ。占いや心理学も読んだし、ビジネス書や自己啓発書、小説はもちろん漫画もかなり読んだ。

いつも答えを求めていた。

学校や仕事で辛いことがあった時、導かれるように本屋に通った。

問題を解決する答えが必ずどこかにある。

無限に広がる物語や、偉人たちの残した言葉の中に必ずヒントは隠されているのだと、信じていた。

本当の答えは自分の中に。

まとめに入ってしまうが、答えは本の中にはない。

もちろんヒントはあるだろう。

様々な作品や、その時の自分とのタイミングがシンクロするときもある。

そういう瞬間には神秘的なものを感じる。

ただし、コロナ禍も終え、本の虫だった少年が出した答えは本の外側だった。

つまり答えは本の中にではなく、自分の中にあるのだ。

まとめ

音楽や本や漫画やテレビ、心から楽しめていた頃がとても懐かしく感じる。

もうおじいちゃんみたいなことを言うが、答えを誰かに頼っていてはいけないのだ。

答えはいつも自分の心の中にある。

それが僕が本を読めなくなってしまった理由なのかもしれない。

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